このたび長崎県建築士会では長崎県ヘリテージマネージャーの皆様を対象としまして、この秋、「スキルアップ講習会」を開催する運びとなりました。このうち一部の講義を下記のとおり文化財関係者の皆様などに向けて公開することといたしましたのでご案内をさせていただきます。
公開するのは、我が国の文化財行政の第一人者として、登録文化財制度やヘリテージマネージャー制度などの仕組みづくりに先頭となって携わってこられた工学院大学理事長の後藤治先生をお招きした講義で、講演会形式として関係皆様に公開することといたしました。
長崎県は文化財建造物(歴史的建造物)が非常に多く残存する地域でありながら、その保存管理や活用などに関して十分に機能していない状況にあるのではないでしょうか。
そこで是非この機会に特に日頃から県内文化財建造物に関わる行政の皆様をはじめとして歴史的建造物の所有者の皆様、管理をされている皆様、関係団体の皆様などに対しまして、歴史的建造物保存活用の最前線で活躍されている後藤先生のお話を聞かれることをお勧めいたします。ご興味のある方はどなたでも参加できます。
ご講演の事例などを今後の長崎県内の文化財維持、保存、活用に繋げていただければと期待するものであります。
どうか関係皆様多数の参加のご検討をお願い申し上げます。
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後藤治先生講演会
日時:10月14日(土曜日)13時30分~17時 (開場13時)
場所:長崎商工会議所 2階ホール 長崎市桜町4-1
講師:工学院大学理事長 後藤 治 先生
演題:「歴史的建造物を活かし、後世に残すために」
~歴史的建造物の保存と活用に向けた行政の動向と歴史的建造物所有者を支えるしくみについて~
申込み:添付チラシのとおり
参加費用:無料
申込みなど、詳しくは添付のファイルをご覧ください。